ダンスチューンとは何か?クラシックとの違いは?

という疑問に、ダイレクトに音でお答えします。本当は、カントリーロード@耳をすませば・バージョンを弾いてやろうと思いましたが、著作権に引っかかるんで断念しました。変わりに、トラッド(traditional)な一曲を、エレキ・バイオリン×2、エレキ・ギター×1、エレキ・ベース×1の多重録音でお楽しみください。

 


真夜中に、隣人に気を使いながら、PCの前でダンスチューンを録音するのは、なかなか寂しいものがあります(意訳:苦労してんだから、下手でも文句は言いっこなし!)。ちなみに、sailor's hornpipe(セイラーズ・ホーンパイプ)の「ホーンパイプ」とは、ダンスの種類です。なんでも、水夫が航海での運動不足解消のためによく踊ったとか。曲を思い浮かべるに、イマイチ真剣味のない航海だったようで、能天気で結構なことです。

こんなダンスだった,のか?

また、もうひとつ豆知識を語るなら、この曲は、民族音楽にとどまらず、ロック・シーンでも、マイクオールドフィールドの大作「チューブラーベルズ」で......(以下、ウンチクが続くので略)

さぁ、これで大体、ここで扱う音楽の雰囲気がつかめたことと思います。もちろん、もっとムーディなものから、激しいものまでいろいろありますが、共通しているのは、「とにかくメロディが弾ければあとは適当」っていうところです。クラシックのように、作曲家の意思とか、完成された構造美とか、そういうのとは無縁です。

もちろん、クラシックにも、ワルツを始めとして、たくさんのダンスチューンがありますが、これらは、オリジナルの舞踏曲を芸術音楽にアレンジしなおしたもので、白いウィグをつけてクルクル回るダンスと相場が決まっています。誰が決めているかと言うと、自分以外に思いつかないなんですが。

とにかく、軽快なステップを踏みながら陽気に踊る素朴なダンスには、フィドル・チューン(フィドルを主とした曲)が似合います。そんなダンスチューンをどう弾くのか、という話です。

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上記で,ちらっと紹介したマイクオールドフィールドの作品「チューブラーべルズ」ですが,映画「エクソシスト」に使われた導入部から始まる約50分の壮大なシンフォニック・ロックです.その、最後2分くらいに、唐突に愉快なこの曲が飛び込んできて全体を締めくくるんですよ。